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康暦の政変

こうりゃくのせいへん


[康暦の政変]
1379年、南北朝時代、足利義満が義満の育ての親である管領細川頼之を失脚させた政変。頼之の苛烈すぎる政治に対し反感を募らせた各地の大名らが軍勢を率いて室町御所を包囲、頼之の管領辞任を要求。義満は天下安寧のために、頼之を辞任させた。諸大名に推された斯波義将が新管領に就任。義満が細川氏と斯波氏の対立を利用し、有力守護大名の弱体化を画策した事件とも言われる。