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牛肉偽装事件

ぎゅうにくぎそうじけん


[牛肉偽装事件]
2001年からBSE対策事業の一環として行われた国産牛肉買い取り事業(BSE感染牛の発生後、牛肉価格の下落、消費者の牛肉離れが起き、消費者の不安を取除くため、全頭検査前の国産牛を国が買取り、焼却するもので、行政対策そのものに欠陥があった)を悪用し、大手を含め複数の食肉卸業者が輸入牛肉を国産と偽り補助金を詐取した事件。牛肉偽装に関しては、他に販売店における産地偽装などが発覚し、食品表示への信頼性を大きく失墜させた。特に、2001年10月の雪印牛肉偽装事件、「食肉業界のドン」と呼ばれた浅田満元会長の大手食肉グループ「ハンナン」の偽装事件が有名。