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オレンジ共済組合詐欺事件

おれんじきょうさいくみあいさぎじけん


[オレンジ共済組合詐欺事件]
友部達夫元参議院議員(旧新進党所属)の政治団体が運営していた共済団体が起こした詐欺事件。1992年よりオレンジ共済組合は、「オレンジスーパー定期」という年6~7%もの配当を謳った商品を出し、約90億円ものを資金を集めた。しかし、資金の多くが友部の選挙費用や政界工作費、借金返済、あるいは友部の息子の友部百男らに私的に流用された。結果、1996年、同組合は倒産し組合員にほとんど金は支払われず、大規模な消費者被害をもたらした。友部は逮捕され、裁判の結果有罪が確定し、議員としても失職した。