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浅間山噴火

あさまやまふんか


[浅間山噴火]
1783年、浅間山の大噴火活動。関東全域に火山灰が降り、火砕流により多数の集落が破壊・埋没した。死者は500人から20000人までさまざまな説がある。この噴火のマグニチュードMは4.8といわれ、噴火により鬼押し出しの奇観が生じた。さらに火山灰による日射量の減少は、農作物に大きな被害が生じ、天明の冷害(天明の大飢饉)の一因を成した。浅間山は、何度も大きな被害を出す噴火を繰り返し、中でも特に被害の大きかったのが1596年、1783年の2回の噴火といわれている。