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赤旗事件

あかはたじけん


[赤旗事件]
1908年、東京神田の錦輝館で起った社会主義者弾圧事件。治安警察法による結社禁止命令が下される中、社会主義者山口義三の出獄歓迎会を開いた際、荒畑寒村・大杉栄・宇都宮卓爾らが「無政府共産」「社会革命」などと書かれた赤旗を掲げ、革命歌を高唱し屋外行進をしようとしたため検挙され、有罪。西園寺内閣は総辞職。その後、取締りを強化、1910年の大逆事件に続くことになる。錦輝館事件。