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和同開珎

わどうかいちん


[和同開珎]
日本の古銭で皇朝十二銭の第一。「珎」を珍(ちん)の異体文字とする説と、「寳(寶の俗字)」の略体文字として「ほう」と読む説とがある。708年、武蔵国から和銅を献上したので政府は年号を和銅と改め、5月に銀銭、8月に銅銭を鋳造した。銀銭は翌年廃止。銅銭は畿内で流通し、京都・山口などに鋳造銭司遺跡がある。