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由井正雪の乱

ゆいしょうせつのらん


[由井正雪の乱]
1651年、由井正雪、丸橋忠弥、金井半兵衛らが江戸の役所を焼き、駿府で幕府の金蔵を襲撃し、それを軍資金とし、幕府の転覆、浪人救済を謀ろうとした事件。慶安の変、慶安事件とも呼ばれる。大坂の役以来改易により巷では浪人があふれ幕府に批判的な者が多かった時代背景がある。計画は、内部者の密告により発覚し、正雪は駿府で自殺した。武断主義から文治主義に転換する契機となった。