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桃山文化

ももやまぶんか


[桃山文化]
16世紀後半の豊臣秀吉政権を中心とした桃山時代の文化で、美術史では安土時代も含める。長い戦国争乱の状態から急速に統一が達成され、自由闊達な人間中心の文化が展開。雄大な城郭・社寺などが造営され、内部を飾る華麗な障屏画(しょうへいが)が描かれた桃山建築文化が誕生する一方、民衆の生活を題材とした風俗画のジャンルが確立。芸能ではわび茶に代表される茶の湯の大成、能の隆盛、浄瑠璃の発達など。南蛮文化の影響も重要。