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万葉集

まんようしゅう


[万葉集]
奈良時代の歌集、全20巻。大伴家持が現存の形に近いものにまとめたとされる。成立年未詳だが7、8世紀成立とみられる。内容上から雑歌(ぞうか)・相聞歌(そうもん)・挽歌(ばんか)の三大部類に分けられ、歌数4500余首。約400年にわたる全国各地、各階層の人の歌が収められ、東歌(あずまうた)・防人(さきもり)歌などを含み、豊かな人間性を素朴・率直に表現した歌が多い。現存する日本最古の歌集で、万葉仮名を多く用いている。