修正依頼



枕草子

まくらのそうし


[枕草子]
平安中期の随筆。清少納言作。1000年ころの成立とされる。作者が一条天皇の中宮定子(ていし)に仕えていたころの宮仕えの体験などを、日記・類聚(るいじゅう)・随想などの形で記し、人生や自然、外界の事物の断面を鋭敏な感覚で描き、知的な「をかし」の美世界を現出させた。源氏物語と並ぶ平安女流文学の双璧とされる。