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バブル景気

ばぶるけいき


[バブル景気]
1980年代後半、銀行融資の振替や世界的ディスインフレが重なり、株式や土地などの資産価額が膨張して生じた資産経済。日経平均株価は1989年の大納会に最高値38915円87銭を付けた。しかし、日銀による金融引き締め政策の錯誤、湾岸戦争、消費税の導入などの複合的原因で、わずか9ヶ月の間に半値近い水準まで暴落。堅調だった景気も急速に悪化、株式や土地の投機意欲も急激に減退し、バブル経済は崩壊。その後、不良債権などの問題が発生、大手証券会社・銀行の倒産が相次ぎ金融不安を引き起こし、長い間日本経済に影を落とした。