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日宋貿易

にっそうぼうえき


[日宋貿易]
平安中期から鎌倉中期にかけ日本と中国の宋朝(南宋)の間で行われた貿易。894年に遣唐使が停止されて以来、中国とは正式国交は途絶えたが、私貿易は次第に盛んとなり、平清盛が瀬戸内海航路を整えて振興に努めた。主な輸入品は銅銭・陶磁器など、輸出品は硫黄・砂金・刀剣など、特に大量に輸入された宋銭は日本の貨幣流通に影響を与え商業を発達させた。