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日明貿易

にちみんぼうえき


[日明貿易]
室町時代、日本と中国の明王朝との間で行われた正式の貿易。将軍足利義満は、遣唐使の派遣が中止されて以来、途絶えていた中国の明王朝に船を派遣、16世紀の半ばまで続き、19回遣明船が派遣された。中国からは銅銭、生糸が輸入され、日本国からは硫黄、刀剣、扇などが輸出された。貿易の際に、一種の割符(わりふ)である許可証(勘合符)を使用することから勘合貿易とも呼ばれる。