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天龍寺船

てんりゅうじぶね


[天龍寺船]
京都・嵯峨にある臨済宗天龍寺派大本山の寺院。1341年、足利尊氏(あしかがたかうじ)が後醍醐天皇の冥福を祈るため天竜寺建立を志し、元寇以来絶えていた元との貿易を結び、天龍寺造営の資金に充てる計画を立てた。尊氏の命で、弟・足利直義(あしかがただよし)、禅僧・夢窓疎石らが協力し中国・元に派遣した貿易船のこと。