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神兵隊事件

しんぺいたいじけん


[神兵隊事件]
1933年、愛国勤労党の天野辰夫を総帥とした右翼らが、陸海軍将校を加えて計画したクーデター未遂事件。血盟団事件、五・一五事件を受け継ぎ、閣員・元老などの政界要人や財閥首脳など特権支配階級を打倒し、日本主義皇道を指導原理とした天皇政治の確立を企図した。未然に発覚し、神宮外苑の日本青年館に集合したところを一斉検挙された。天野辰夫らは内乱罪が適用されたが、刑は執行免除された。