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壬午事変

じんごじへん


[壬午事変]
1882年、朝鮮のソウルで起こった反日的クーデター。親日策を取る閔妃(びんひ)一派に対し、大院君一派に率いられた兵士・民衆がクーデターを決行。閔妃一派の政府高官や日本人軍事顧問を殺害し、日本公使館を襲撃。閔妃は清国の袁世凱の力を借り窮地を脱し、日清両軍の派兵によって大院君を鎮圧。この結果、閔妃一族は開化政策から親清政策に転じ、清国は朝鮮を属国扱いとする。日本も済物浦条約を結んで貿易上の権益を拡大した。