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正長の土一揆

しょうちょうのつちいっき


[正長の土一揆]
1428年、室町時代の一揆の一つ。正長の徳政一揆ともいう。将軍の代替わり、三日病、飢饉により、国内は深刻な社会不安に包まれるなか、近江坂本や大津の馬借が徳政を求めた蜂起を契機に、山城から畿内一帯に波及。酒屋・土倉(どそう)・寺院などを襲って証文・質物を奪う所行を繰り返し、私徳政を発して幕府と抗争した。所期の目的を達し、自然に沈静化していった。