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荘園整理令

しょうえんせいりれい


[荘園整理令]
平安時代に、貴族、寺社などの権門勢家の荘園拡大に対し、その抑制を意図として発布された一連の法令。902年以降、たびたび発布したが不徹底だった。上皇の周辺には院の信任を得たものを置き、院庁の命令を絶対視させる目的をもっていた。1069年、後三条天皇が全国の荘園を一斉整理する目的に、記録書を設け厳重に実施された延久の荘園整理令が有名。