修正依頼



古今和歌集

こきんわかしゅう


[古今和歌集]
最初の勅撰和歌集で八代集・二十一代集の第一。全20巻。905年、醍醐天皇の勅命により、紀貫之(きのつらゆき)・紀友則(きのとものり)・凡河内躬恒(おおしこうちのみつね)・壬生忠岑(みぶのただみね)が撰し成立。六歌仙・撰者らの歌1111首を収め、歌風は、雄健でおおらかな万葉集に比べ、「たをやめぶり」と呼ばれ、優美・繊細で理知的。仮名序・真名序が添えられ、真名序は紀淑望、仮名序は紀貫之が執筆した。古今集とも略される。