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元禄文化

げんろくぶんか


[元禄文化]
元禄時代(1688~1707)を中心にした江戸時代中期に京都・大阪などの上方を中心に発展した文化。庶民の義理人情が濃く現れている一方、合理性を重んずる町人気質も併せ持つことを特徴とする。主な担い手は上方の商人であったが、武士階級出身の者も多かった。代表は、松尾芭蕉、井原西鶴、近松門左衛門、菱川師宣、尾形光琳、酒井田柿右衛門。このほか、桂離宮、日光東照宮などがつくられた。