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クラ湾夜戦

くらわんやせん


[クラ湾夜戦]
1943年、太平洋戦争中、ソロモン諸島で生起した日本軍とアメリカ軍との間の海戦。日本軍はソロモン諸島に侵攻してくる米軍の次期目標をコロンバンガラ島と予測し、守備力増強を目的に、駆逐艦10隻を投入して陸軍増援部隊輸送を開始。コロンバンガラ島とニュージョージア島との間に在るクラ湾に到達した時、米艦隊と遭遇、駆逐艦「新月」1隻が撃沈され、米軍の軽巡洋艦「ヘレナ」1隻を沈没させた。約10分で戦闘は終わり、輸送は成功した。この海戦で、日本艦隊は目視距離に入れば十分互角の戦いができることを実証した。