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熊野海賊菜切攻め

くまのかいぞくなきりぜめ


[熊野海賊菜切攻め]
1181年、志摩国英虞郡菜切嶋(現・三重県志摩市大王町)において平家方の伊豆江四郎伊と熊野の僧たちの間で起きた合戦。吾妻鏡第二巻に記されている治承・寿永の乱の一つ。源氏方が南海を周り上洛を目指したため、平家方の伊豆江四郎が志摩国を警護した。熊野山より僧たちが志摩国へと入り込み、伊豆江四郎を伊勢に敗走させた。僧たちは大将である戒光が傷つけられたため熊野へと退却。その後も伊勢志摩両国で合戦が度々発生した。