修正依頼



薬子の変

くすこのへん


[薬子の変]
平安時代初期に起こった事件。平城上皇は嵯峨天皇に譲位後、愛妾の藤原薬子やその藤原兄仲成ら多数の公卿・官人を率いて平城京に居を移し、嵯峨天皇の政治に干渉し「二所朝廷」といわれる対立を引き起こした。平城上皇の復位と平城京への還都を画策したが、坂上田村麻呂が率いる朝廷軍に討たれ、上皇は出家、仲成は射殺、薬子は毒を仰いで自殺した。