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金本位制

きんほんいせい


[金本位制]
金貨を本位貨幣とし、貨幣の価値を金に裏付けられた形で表す制度。19世紀の初めころイギリスで導入され、日本では1897年に確立された。第二次世界大戦後、米ドル金為替本位制を中心としたIMF体制が敷かれ、各国はアメリカの通貨米ドルとの固定為替相場制を介し、間接的な金本位制をとった。しかし、1971のニクソン・ショック以降は金と米ドルの兌換が停止され、各国の通貨も変動為替相場制に移行し、金本位制は終焉した。