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木津川口の戦い

きつがわこうのたたかい


[木津川口の戦い]
【第一次】1576年、毛利輝元の命により石山本願寺へ兵糧搬入を目的とした毛利水軍・村上水軍と、それを阻止しようとする織田信長が抱える九鬼水軍が大阪湾木津川口で激突。大型の船を中心とした九鬼水軍は、疾船を中心とする村上水軍の機動力に壊滅的な打撃を受け完敗、兵糧搬入を許した。【第二次】1576年、石山本願寺支援のため大阪湾木津川口に入った毛利水軍・村上水軍と織田水軍との間の海戦。第一次木津川口の戦いで敗れた織田信長は、鉄甲船6隻を造らせ海戦に臨んだ。結果、九鬼嘉隆指揮の下織田水軍は、大筒・大鉄砲の火力を用いて毛利水軍・村上水軍に完勝。毛利家からの兵糧搬入が絶たれた石山本願寺は次第に抗戦力を失った。