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菊水作戦

きくすいさくせん


[菊水作戦]
1945年、太平洋戦争末期、連合軍の沖縄への進攻に際して、航空兵力をもって米軍に対し、大挙特攻攻撃を加えた作戦。沖縄を最後の決戦場とする海軍の総反撃と、本土決戦の時間を稼ぐ陸軍の反撃で、菊水一号作戦から菊水十号作戦まで実施された。大東亜戦争中、最大規模の航空作戦であった。海軍機は約900機、陸軍航空部隊は約880機が特攻を実施し、米艦艇に多大な損害を与えたが、海軍では2045名、陸軍では1021名が特攻により戦死した。「菊水」は楠木正成の旗印に由来。