修正依頼



月山富田城の戦い

がっさんとだじょうのたたかい


[月山富田城の戦い]
尼子氏の本拠であり堅城で知られる出雲国の月山富田城(現・島根県安来市)を巡って発生した合戦【第一次】1542年-1543年、大内義隆と毛利元就の連合軍と尼子氏の戦い。本格的な戦闘に入った時、大内氏に付いていた元尼子の武将達が寝返り、月山富田城包囲網は崩壊、形勢不利になった大内氏は全軍撤退。1年4ヶ月にも及ぶ遠征での敗北は、大内氏衰退の一因となった。【第二次】1562年-1565年、旧大内の勢力を吸収した毛利元就が、石見から尼子義久の領国出雲へ侵攻を開始、力攻めでなく孤立させる戦法により、義久を降伏させた。これにより尼子氏は滅亡。元就は、中国一の大守に成り上がった。