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化政文化

かせいぶんか


[化政文化]
江戸後期の文化・文政期の1804年~1829年頃、江戸を中心に栄えた町人文化で、政治・社会の出来事や日常の生活を風刺する俳諧・川柳などが流行した。人情本・滑稽本・読本(よみほん)・合巻(ごうかん)、浄瑠璃・歌舞伎・文人画(南宗画)・浮世絵・錦絵も盛んであった。商人・文人の全国的な交流、出版・教育の普及、寺社参詣の流行などによって化政文化は各地に伝えられ、文化の内容も多種多様のものとなった。