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永楽通宝

えいらくつうほう


[永楽通宝]
中国の明朝第3代皇帝・永楽帝の時代に鋳造された銅銭。足利義満の頃から日本へ大量に輸入され、これ以降、江戸時代初頭に寛永通宝等の国産の銭に取って代わられるまで、標準貨幣として広く流通した。永楽銭(えいらくせん)と呼ばれていた。 円形の中心に正方形の穴が開けられ、表面に「永楽通寳」の文字が上下右左の順に刻印されていた。