修正依頼



蔚山沖海戦

うるさんおきかいせん


[蔚山沖海戦]
1904年、日露開戦後、ロシア海軍ウラジオ艦隊は、日本軍の海上輸送の遮断(通商破壊)を繰り返し、沿岸を航行する日本船を拿捕・撃沈していた。日本と朝鮮半島とをつなぐ海域の防衛に任ずる日本海軍第二艦隊(司令長官上村彦之丞中将)は、ウラジオ艦隊が神出鬼没であったために補捉できず、国民の非難の声を浴びていた。8月14日、韓国慶尚南道蔚山沖でようやく捕捉、1隻を撃沈、2隻を撃破して、日本の海上輸送の安全を確保した。