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上杉禅秀の乱

うえすぎぜんしゅうのらん


[上杉禅秀の乱]
1416年、関東管領を辞した上杉氏憲(禅秀)が鎌倉公方の足利持氏に対して起した反乱。京都の足利義嗣が禅僧を密使として謀反を申し入れてきたことで、禅秀は挙兵を決断。鎌倉公方足利持氏も一時鎌倉から逃れた。義嗣の挙兵が失敗し、幕府の追討軍が迫ると形勢逆転、翌年氏憲は自殺。しかし以後鎌倉府は反幕府の姿勢を強め、関東地方では永享の乱、結城合戦など騒乱は続いた。