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インパール作戦

いんぱーるさくせん


[インパール作戦]
1944年、太平洋戦争中、日本陸軍による援蒋ルートの遮断を目的とし、インドの都市インパール攻略を目指した作戦。 補給線を軽視した杜撰な作戦により、1発の弾丸も、1粒の米も補給されず、歴史的敗北を喫した。撤退の決断も遅く、「白骨街道」と呼ばれるほど凄惨をきわめた無謀な作戦であった。戦死者3万2千人余り、戦病者は4万人以上。作戦失敗により、英印軍に対し互角の形勢にあった日本軍のビルマ・ベンガル湾戦線は崩壊、日本軍がビルマを失陥する原因ともなった。