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磐井の乱

いわいのらん


[磐井の乱]
527年、筑紫の国造(くにのみやつこ)・磐井が大和朝廷に敵対して起こした乱。日本書紀によると新羅(しらぎ)に奪われた南加羅を復興するために朝鮮・任那(みまな)に向かう朝廷からの援軍6万を、新羅と結んだ磐井が妨害。朝廷は物部麁鹿火(もののべのあらかび)を派遣し、1年以上続いた反乱を制した。実際は九州豪族への大和朝廷の支配力強化に対する反乱であったと思われる。福岡県八女市の岩戸山古墳(九州最大の前方後円墳)は磐井の墓であると言われている。