修正依頼



安政南海地震

あんせいなんかいじしん


[安政南海地震]
1854年12月23日の安政東海地震から32時間後に発生した南海道沖を震源とするM8.4の巨大地震。近畿から四国、九州東岸に至る地域に被害をもたらせた。 被害の大きかった土佐領内では推定波高5~8mの大津波が襲うなど、全国で家屋被害約75000戸、死者約30000人と推定されている。安政東海地震と共に被害が余りにも甚大であったため、元号を嘉永から安政に改元するほどの歴史的な大地震であった。四国道後温泉では温泉が翌年の3月になるまで湧出が止まった伝えられている。