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阿波沖海戦

あわおきかいせん


[阿波沖海戦]
1868年、戊辰戦争の戦闘の一つ。兵庫沖海戦とも言われる。薩摩藩軍艦「春日」、一方、榎本武揚率いる旧幕府軍艦隊の「開陽」が阿波沖で激突。どちらも大きな損害には至らなかった。春日は敗走し、鹿児島へ無事に帰藩。しかし薩摩藩運送船「翔凰」は、拿捕される事を恐れて自焼した。榎本武揚は、それを見て「敵ながらあっぱれ」として讃えたとされる。鳥羽・伏見の戦いと異なり、旧幕府軍側が勝利した戦いであり、また、この戦闘は、日本史上初めて行われた蒸気機関所有の軍艦同士の海戦であった。