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相沢事件

あいざわじけん


[相沢事件]
1935年、皇道派青年将校に共感する相沢三郎陸軍中佐が、統制派の永田鉄山軍務局長を陸軍省内で暗殺した事件。相沢は、人事において皇道派の排除を統制派の陰謀と考え、台湾転任を前に暗殺に及んだ。翌年に処刑。陸軍内部の派閥抗争がもたらした事件であり、後の2・26事件の伏線であったといわれる。