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飛鳥井（羽林家/ 藤原北家花山院流）

あすかい【公家】


[飛鳥井（羽林家/ 藤原北家花山院流）]
藤原北家師実（花山院）流。鎌倉前期に刑部卿・難波頼経の次男・雅経によって始まった羽林家家格の公家。家業は蹴鞠・和歌・書道。室町期には雅世・雅親父子が歌壇の中心的歌人として活躍。雅世は新続古今和歌集の撰者となり、雅親は和歌・蹴鞠のほかに書にも秀でたことから、その書流も蹴鞠と同じく飛鳥井流と称される。明治維新後は飛鳥井雅望のときに伯爵の爵位を授かった。