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一條 （ 摂家/藤原氏嫡流 ）

いちじょうけ【公家】


[ 一條 （ 摂家/藤原氏嫡流 ）]
藤原北家摂関流。五摂家の一で明峯寺関白・九條道家の三男・実経を祖とする。家名は父・道家の一条殿を実経が受け継いだことに由来する。室町期の兼良は、政治のほかに学問や連歌など文化面での活躍が知られているが、戦国期の教房は所領であった土佐に下向し、分家が戦国大名化し土佐一條家となった。一條家の家禄は江戸期初め1000石、後に1500石へ加増。2044石で明治維新を迎えた。