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鷹司 ( 摂家/藤原氏嫡流 )

たかつかさ【公家】


[ 鷹司 ( 摂家/藤原氏嫡流 )]
鎌倉時代中期、近衛家実の四男・兼平が祖。五摂家のひとつで家名は平安京の鷹司小路にちなんだもの。戦国期に断絶したが、江戸初期に二条晴良の子の信房が再興。江戸後期から幕末にかけては鷹司家の当主が関白を務める機会が多く、なかでも政通は30年余りにわたって関白を務めた。また、鷹司信平は、姉・孝子が徳川家光の正室となったことから、天皇に仕える公家から徳川家の旗本へと転身して松平を名乗った。この武家の鷹司家は最終的には上野吉井藩主家となり、明治になると吉井に改姓し、子爵となった。