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佐渡国造 ( 佐渡 )

さどのくにのみやつこ【国造】


[佐渡国造 ( 佐渡 )]
佐渡国造は佐渡国(現・新潟県佐渡市、いわゆる佐渡島)を支配したとされ、国造本紀(先代旧事本紀)によると成務天皇(13代)の時代に阿岐国造と同祖で久志伊麻命(くしいまのみこと)の4世孫である大荒木直(おおあらきあたい)が国造に任命されたことに始まるという。佐渡国は雑太郡一郡のみの国であったが、721年に雑太郡・加茂郡・羽茂郡の三郡に分かれ、後に佐渡郡一郡にまとめられた。古くより遠流の地であったこと、金山・銀山に恵まれた土地柄から独特の文化を形成したという。平清水の荒木大明神は現・荒貴神社と考えられており、国造・大荒木氏の氏神とも伝えられている。