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伊豆国造 ( 駿河 )

いずのくにみやつこ【国造】


[伊豆国造 ( 駿河 )]
伊豆国造は伊豆国(現・静岡県三島市周辺)を支配した国造であり、仲哀天皇(14代)の后・神功皇后摂政の時代、物部連の祖で機織(はたおり)を司る天藐(藐の兒は生)桙命又は天御鉾命(あめのみほこのみこと)の八世孫・若多祁命又は若建命(わかたけのみこと)を国造に定めたことに始まるとされる。孝徳天皇(36代)の時代には駿河国の属国であったが、681年には伊豆国として分離した。伊豆氏や後の日下部氏が伊豆国造の後裔とされ、若多祁命の裔孫・矢田部氏の子孫は伊豆国三島神社の神主を代々世襲しているという。