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高松宮

たかまつのみや【宮家】


[高松宮]
皇室七宮家の一つで、有栖川宮の旧宮号でもある。鎌倉時代の高松宮直久を祖とし、江戸時代に二度の断絶があるが、大正天皇の特旨によって再興した。大正2年(1913年)、有栖川宮10代・威仁親王が危篤となって有栖川宮家断絶の危機に際したとき、特旨をもって大正天皇の第三皇子・宣仁親王(当時8歳)に高松宮の号を与え、有栖川宮家の祭祀を皇族によって受け継がせたことが起こり。宣仁親王はスポーツ、国際親善、厚生、美術工芸など多岐にわたる活動をい、赤い羽根運動を日本に導入したことで知られている。平成16年の高松宮親王妃喜久子の薨去によって、消滅した。