修正依頼



東久邇宮

ひがしくにのみや【宮家】


[東久邇宮]
明治時代後期に久邇宮朝彦親王の第9子である稔彦王が創立した宮家。昭和22年(1947)の皇籍離脱によって一代限りの宮家となった。昭和20年8月17日、終戦の混乱期のなか第43代東久邇内閣成立が成立したが、「政治的自由の制限除去に関する覚書」が発せられた。すなわち、政治犯の即時釈放、思想警察の全廃、、内相および警察首脳の罷免、一切の弾圧放棄の撤廃などを実施し、十五日までにそのとられた措置を詳細に報告せよ、という内容を伴っていた。東久邇宮内閣はこれをうけて総辞職した。