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山階宮

やましなのみや【宮家】


[山階宮]
江戸時代末期、伏見宮邦家親王の王子・済範入道親王が赦免還俗し、晃親王となって創設した宮家。宮号は、山科の地名にちなんだもの。2代菊麿王、3代武彦王と続いたが、大正12年、関東大震災により妃が亡くなると精神に異常をきたし、皇籍離脱後は山階氏を名乗った。その後も入退院を繰り返し、昭和62年(1987)に逝去。武彦には正式な実子が無く、山階宮家の直系は断絶した。