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有栖川宮

ありすがわのみや【宮家】


[有栖川宮]
寛永2年(1625年)、後陽成天皇の第7皇子・好仁親王が創設した宮家で、伏見宮、桂宮、閑院宮とともに四世襲親王家という。 宮号は、親王の祖母・新上東門院の御所・高松殿にちなんで初め高松宮と称した。第2代良仁親王が皇統を継ぎ、後西天皇となったが、後西天皇は皇子・幸仁親王に高松宮を継がせ、宮号を幸仁親王の別荘所在地である京都・有栖川に由来する有栖川宮に改めた。10代・威仁親王の死去後、大正12年(1923)6月29日に正式に絶家となった。