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常盤井宮

ときわいのみや【宮家】


[常盤井宮]
亀山法皇の末子・常盤井宮恒明親王（嘉元元年5月9日［1303年6月24日］ - 正平6年/観応2年9月6日［1351年9月26日］）を始祖とする宮家で、最初の世襲親王家として規定される。鎌倉時代から室町時代にかけて存在したが、第6代恒直親王の後は断絶した。恒明親王は、3歳の時に病死した父・亀山法皇からその財産の多くを与えられた上に、後二条天皇の後の皇位継承者として指名されたが、亀山天皇の嫡男である後宇多上皇の鎌倉幕府への働きかけで亀山法皇の遺詔は実現せず、恒明親王が天皇に即位することはなかった。常盤井宮の宮号は邸の常盤井殿に由来する。