修正依頼



渡りに船

わたりにふね


[渡りに船]
必要なものや望ましい状態が、ちょうど都合良く得られることをいう。「法華経」の「薬王品(うあくおうぼん)」にある「如子得母渡得船」(子の母を得るは、渡りに船を得るが如し)から出た語。ちなみに、「運がよければ」の意の「あわよくば」は、古語の「あはひ(間)よし」が音変化した形容詞「あわよい」の未然形+接続助詞「ば」の構成。本来は「間が良ければ」「都合が良ければ」の意。