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溜飲が下がる

りゅういんがさがる


[溜飲が下がる]
「溜飲」は、不消化により、飲食物が胃にとどこおって、口にすっぱい液が出ること。溜飲が下がると、むなやけがなくなって、すっきりすることから、転じて、不平・不満が解消して胸のつかえがおりることをいう。ちなみに、「虫唾(むしず)が走る」は、「虫唾」は胃がむかむかしたときに、胃から口中に逆流する液のこと、転じて、胸がむかむかするほど不快であることをいう。「虫」は体内に住んでいるところから、「ズ」は「ツ(唾)」の意とする説と「虫酸」とも書くように「ス(酸)」とする説がある。