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埒が明かない

らちがあかない


[埒が明かない]
「埒が明く」の否定形で、事態が進展しないこと、決着がつかないことをいう。「埒」は、馬場の柵、垣根のこと。柵が開かないと何事もはじまらない意から生じたとされる。一説に、昔、春日大社の祭礼で、金春太夫が神輿の前で祝詞を読み上げる習わしがあり、一般の人はそれが済むと「埒」(竹製の柵)の中に入れたという「埒明(らちあけ)」に由来するという。