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ラシャ綿

らしゃめん


[ラシャ綿]
漢字で「羅紗綿」と書く。西洋人の妾(めかけ)となった日本女性を卑しめていった語で、幕末から使われた。「綿」は「綿羊」の略で、「らしゃめん」は、もとはヒツジの別名で、女性に不自由した西洋人が船中で積んであった羊を獣姦しているという俗説に由来する。ちなみに、羊の羹(あつもの)(汁物)を煮凝りにした中国料理が「羊羹(ようかん)」で、これが日本に伝わって江戸時代に入ってから現在の和菓子の一である「羊羹」の形となった。